産後、精神的に不安定になりどうしようもない状況にになってしまうママがますます増えてきているように感じます
職場環境からのストレスなどで精神の不調を起こしたことのある方、とても真面目で繊細な方など妊娠中から産後の生活が心配な方がいます
そのような方は産後の家事、育児を自分一人で頑張ってしまおうとする甘え下手だったりするようです
パパも仕事があるから夜起こすのはかわいそう・・おばあちゃんも仕事があるから助けてなんて言えない・・
それで自分一人で頑張りすぎて身も心もズタボロになってしまう
気が付いたらマンションのベランダに立っていた・・・実際にあった話です
産後うつが本当に深刻です
ママを取り巻く環境 最近の傾向
- パパの育児休業を認めてくれる企業も増えてきましたがまだ一部であり、たとえパパが育児休暇をとった場合も育児の補助くらいにしか考えていないことが多くママの助けになっていない
- おばあちゃん世代も今はほとんど仕事をフルタイムでしている・・老後の生活のこと(年金問題も含め)を考えたら子供の育児のお手伝いを昔のようには期待できない
- 母娘関係が複雑なことが多く実の母親が近くにいても頼めない、頼みたくない、却って辛くなるというケースがある
日本の少子化問題と一緒にもっと社会全体で考えないとならないことだと思います
産後ケア事業も増えてきて産後の宿泊などが助成を受けながら利用できる市町村もあります
苦しくなってきたら・・・
- 出産した産婦人科や地域の保健センターにヘルプを出す
- 金銭的に余裕があるなら実費で産後ケア施設、ベビーシッターを頼む
- メンタルクリニックとも上手に付き合っていく
先ずはSOSを出していくことが大切です
この時は何を言ったら良いかがわからなくないことも多いので一言「産後SOSです」で良いです
頭が混乱しているのでゆっくり話をすることで頭が整理され、自らどうすれば良いかがわかることも多いです
受けられる制度を紹介してもらえたり、民間のサポートなどを紹介してくれたりもあります
そして、必要な時はメンタルクリニックを受診しましょう
メンタルクリニックというと何となく昔の精神科というイメージが強いのか本人以上に親世代が受診させたくないと思ってしまうこともあるみたいです
今はかかりつけのメンタルクリニックが必要と言っても過言ではないと思っています
これからは風邪を引いた時、内科に受診するようにちょっとストレスフルだと思ったときにメンタルクリニックに気軽に受診するように世の中のイメージも変わっていけば良いと思います
きっと、そう遠くない未来はそうなっていると思います
メンタルクリニックのドクターもいろいろな人がいるのも事実
特に相性が必要な診療科であると思います
初めに受診したドクターが合わないと思ったら違うクリニックに行くことも考えてください
所詮こんなもの・・・とメンタルクリニックをあきらめてしまわないで・・・
私の経験でいえばママたちが求めているドクターはだいたい同じように思います
同じような経験をして受診をしている人もいるのでどこが良さそうか情報をもらっても良いかもですね
産婦人科がこっそり教えてくれるかもです
上手に産婦人科とも付き合っていくことをお勧めします
ママ達がもっと笑顔で育児をしていける世の中になることを願っています
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